家族が大混乱。母親の子宮腫瘍……。

母が医師に「子宮に癌かもしれない腫瘍がある」と突然告げられました。切除するのに手術が必要なのですぐに入院です。家事を任せっきりにしていたので家族は大混乱。食事は祖母が作れたのでなんとかなりましたが、足が悪かったため食材を買いに行くのにも一苦労。

母の着替えを病院に持っていかなければならなかったので、仕事が忙しかった父はほぼ休みなしになってしまいました。

腫瘍が出来たのは自分のせいじゃないのに母が心を痛めていたのをいまでも覚えています。

母以外で家族会議を行い、家事の分担を行いました。炊事は祖母、洗濯や食器洗いなどは私、食材購入は祖父、母の着替えは父が持っていくという形です。お見舞いは家族全員で行くことになりました。

このことを伝えると、手術前の母が胸を撫で下ろしてくれました。そして手術が終了し、結果は良性腫瘍。嬉しいことに癌ではありませんでした。

いまでは手術の傷が痛むこともないらしく、家族を引っ張って家事をしてくれております。感謝してもしきれません。

誰かが闘病するとなると本人だけではなく、家族も混乱すると思います。ですが、本人を申し訳ない気持ちにさせないよう努力するのが家族の務めだと私は思います。

闘病者本人の気持ちを考え、陰で問題を解消してあげれば闘病者が病気と闘いやすくなるはずです。

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