先月92歳の祖母が脚の痛みを訴え整形外科に入院しました。
診断は「偽通風」といい、骨の一部が石灰化してしまう症状で、膝にたまった水を抜くなど処置をしました。
問題は祖母に認知症があることです。
そのため脚の痛みは「娘に蹴られた」など平気で事実とは全く違うことを言ったり
また年金暮らしなのに「お金はあるから広い個室にする」など贅沢も言いいます。
一見ペラペラよく話し、認知症だとは思えないので、看護師さんたちもいちいち真に受けてしまい
個室に移動してしまったり、「蹴られた」と言っていると確認されたりもしました。
もちろん認知症のことは入院した際に話してあったのですが、整形外科専門の病院だったため
認知症に詳しいスタッフはおらず、祖母と家族と病院のスタッフさんの間で様々な行き違いが発生しました。
今回の脚の痛みは急だったので仕方ない面もあるのですが、入院する際には認知症を患う高齢者はすべての診療科のある乳がんの治療でお世話になった信頼できる総合病院などにして、認知症の相談もしやすいところにすべきだと思いました。